炭焼きの主役?脇役?~どうして備長炭を使うのか?~
備長炭は、平安時代に弘法大師が中国から製炭技術を持ち帰り
和歌山県の各地に伝えたのが、始まりだとされています。
炭には、大きく分けて次のような3種類があります。
1、オガ炭・・・木くずを原料にして成型したもの
2、黒炭・・・・広葉樹を炭化させたもの
3、白炭・・・・表面に灰が被ったもの
備長炭は、このなかの「白炭」に入ります。
火はつきにくいものの、高温で火力が強く、旨味をすばやく閉じ込めることができます。
しかも、炎が立たないため、食材が焦げ付く心配がなく、ニオイもつきません。
また、遠赤外線効果で、なかまでふっくらと焼きあがるので
外は「カラッ」と焼け、中はジューシーという
美味しい炭焼きを作ることができるのです。
長時間温度が一定して燃え続けるので、芯までじっくりと焼けるので
素材本来の美味しさが引き出せるのは、備長炭が一番です。
まさに、炭焼きメニューにとって、品質の良い炭は
美味しい料理の「キモ」ともいうべき「影の主役」なのかもしれません。
熊本県熊本市にある居酒屋「獅子まる」で使用している食材は
お肉から魚、野菜まで熊本県産のもの。
他県では味わえない熊本ならではの美味しさをご堪能ください!
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